七十五歳を過ぎた親の医療のことを調べ始めると、浜松市の案内と静岡県の広域連合の案内が別々に出てきて、どちらを見ればいいのか迷います。
地域情報メディア『ハママツノオト』のエリア担当ライター、マッシュです。わたしは制度の話でも、まず窓口がどこなのかを先に見る癖があります。
制度の基本から、浜松市で行う手続き、保険料や負担割合の見方、そして最新の案内をどこで確かめるかまでを順に並べていきます。
後期高齢者医療制度は誰が対象になる制度か
後期高齢者医療制度は、七十五歳以上の人が入る医療の仕組みです。静岡県では、県内すべての市町が参加する広域連合が運営しています。
一定の障がいがあると認定を受けた六十五歳以上の人も対象になります。ただし、対象になるかどうかを家族の側で決めることはできません。申請と認定を経て決まる仕組み。
浜松市と静岡県広域連合で役割が分かれる
まず押さえておきたいのは、役割が二つに分かれていることです。保険料の率を決めて医療給付を行うのが広域連合、届出や申請を受け付けるのが市の窓口です。
わたしも最初は、市役所がすべてを決めていると思っていました。実際は県内で一律に決まっている部分が多いんですよね。
| 確認したいこと | 主な担い手 |
|---|---|
| 保険料率や医療給付 | 静岡県後期高齢者医療広域連合 |
| 届出や申請の受付 | 浜松市の区役所や行政センター |
| 窓口で払う金額 | 受診した医療機関や薬局 |
資格に関することはどこで確認できるか
資格に関することは、住んでいる市の窓口で確認できます。浜松市では区役所や行政センターに置かれた保険年金課、長寿保険課が受け付けています。
電話をかける前に、どの区に住んでいるかを確かめておくと話が早く進みます。番号は広域連合の窓口一覧にも並んでいます。
- 浜松市役所の国保年金課
-
後期高齢グループの電話番号は053-457-2889です。
- 中央区役所内の保険年金課
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国民年金と後期高齢のグループは053-457-2053です。
- 浜名区役所内の長寿保険課
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保険年金グループの電話番号は053-585-1125です。
天竜区役所内の長寿保険課は053-922-0021、東西南の行政センターにもそれぞれ保険年金の窓口があります。移転や番号の変更もあるため、かける前に公式の一覧で見ておくと無理がありません。
保険料はどこで決まりどこへ納めるのか
保険料の率は広域連合が県内一律で決めています。令和8・9年度の医療分は、均等割額が51,100円、所得割率が9.35%、上限額が85万円です。
令和8年4月からは、子ども・子育て支援金の分も加わりました。実際の金額は所得の状況で変わるため、自分で計算して確かめようとすると、かえって迷いやすくなります。
納め方や口座振替の相談は市の窓口へ。ここを先に見ておくと、通知が届いてから慌てずに済みます。
医療機関の窓口で払う割合の見方
医療機関で払うのは、1割、2割、3割のいずれかです。割合は所得の状況によって決まり、交付された書類に記載されています。
見落としやすいのが、同じ世帯でも人によって割合が違う場合です。家族で見比べて不安になるより、書類の記載をそのまま読むほうが早いですよ。
資格確認書と資格情報のお知らせの違い
令和8年7月までは、加入している人全員に資格確認書が届いていました。令和8年8月からは、年齢とマイナ保険証の利用状況で届く書類が分かれます。
84歳以下でマイナ保険証を使っている人には「資格情報のお知らせ」、それ以外の人には資格確認書が交付される流れ。
この二枚は名前が似ていて、できることも違います。窓口で使えるのはどちらかを先に確かめるようにしておくと、受診の日に困りません。
転居や世帯の変化があったときの届出
転入届や転出届を出していれば、加入や脱退の届出は別に必要ない場合があります。公簿で確認できるためです。
書類の送付先だけを変えたいときは、送付先変更の届出があります。県外へ移る場合は扱いが変わるので、動く前に窓口へ一度聞いておくと無理がありません。
転入や転出の届出は、区役所や行政センターの窓口で受け付けています。
後期高齢者医療の届出が要るかどうかを、その場で確認します。
家族が受け取る形にするなら、送付先変更の届出を相談します。
医療費が高額になったときに使える制度
ひと月に窓口で払った額が自己負担限度額を超えたときは、超えた分が高額療養費として支給されます。入院時の差額ベッド代や食事代は対象から外れます。
令和8年8月から自己負担限度額が引き上げられ、新たに年間の上限額も設けられました。後期高齢者医療については、広域連合からお知らせが郵送されます。
支給されるかどうかは、所得区分などの個別の条件で変わる。わたしなら、届いた通知を持って市の窓口で聞くところから始めます。
公式情報を確認するときの順番
確認の順番を決めておくと、同じ話を何度も読み返さずに済みます。わたしは広域連合、浜松市、最後に医療機関からの案内という順で見ています。
制度の中身は広域連合、手続きは市の窓口。この分け方だけでも見ておくと動きやすいです。
- 保険料率や給付は広域連合の案内
- 届出や申請は浜松市の窓口の案内
- 制度改正は年度の新しい情報から
- 手元の書類は有効期限を先に見る
よくつまずくのは確認先の取り違え
よく迷うのが、国民健康保険の案内をそのまま読んでしまう場面です。七十五歳以上の人は別の制度になるため、書かれている窓口も違います。
わたしも一度、区役所で別の課の番号札を取って待ちました。先に電話で担当を聞いていれば、あの時間は使わずに済んだと思います。
マッシュ先に電話で担当を聞くと待ち時間がぐっと減ります
後期高齢者医療で迷っているみなさんへ
今週末に少し時間が取れるなら、手元に届いている封筒を一つ開けるだけで十分です。書類の有効期限と、担当窓口の電話番号をメモに書き写しておく。それだけで次の連絡がぐっと楽になります。
わたしは細かい数字よりも、どこへ電話すれば人が答えてくれるかを先に控えておくほうが、気持ちが軽くなると感じています。制度そのものは変わっても、窓口は残りますから。
今日はメモ一枚で大丈夫です。あとで家族に聞かれたときに、落ち着いて答えられる時間になったらうれしいです。













